楽器日誌
ピアノが響きすぎる?
こんにちは!太田です♬
本日はピアノの響きについてのお話です:)
皆さんは普段弾かれているピアノの音が大きいな、小さいな、または派手だなこもっているな、等と感じられたことはありますか?
ご自身の楽器ではなくてもコンサートを聴きに行った先のピアノが同じ会場、同じピアノなのに響きが違う!と感じられたことは?
そのピアノ本来の性質もありますが、実は外的要因から響きは変わってくるのです。
湿度や温度変化はピアノ部品に影響が出ますので適した数字があり、皆さんご存じの方も多いと思います。
しかしそれ以外にピアノが設置されているお部屋の環境も大きく関わっているのです。
調音してみよう!
調律師さんにピアノの音色を整えてもらう前にご自身でお部屋の環境を整えてみましょう。
と申しますのも、ピアノの調整によってはハンマーのフェルトを成形して固さを出したり、針を刺して柔らかくする作業があります。しかしながらフェルトに負担がかかる、という事に繋がります。
大切な楽器のことを考えるのであれば取返しのきくところから音の響きを調整することをおススメいたします。
吸音効果を高める
・カーテンを厚手のものにする。
・カーペットやラグを広く敷く。(グランドピアノの場合、特に吸音したい時は響板の真下に敷く。)
・ファブリック製のソファーを置く。
・楽譜棚や本棚を置く。(楽譜や本も吸音します。)
・インシュレーターをゴム製にする。
吸音効果を弱める
・カーテンをうす薄手のものにする、ブラインドにする。
・カーペットやラグを狭く敷く。
・扉付きの楽譜棚や本棚を置く。
・インシュレーターを木製やプラスチック製にする。
上記の方法でお部屋の環境を調整し、それでも気になるところがあればピアノ自体を調整するか大がかりになる建築工事を検討するようになるかと思います。
取返しの付きにくい作業の前にぜひ簡単にできるところから始めましょう!参考になさってください~
家具などの置き過ぎもNGです!!
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