楽器日誌
動画付き!サックス試奏レビュー
こんにちは、岩﨑です。
今回はサックス講師のサックスの試奏レビューをご紹介させていただきます!
講師紹介
今回試奏/レビューしていただいたのは、ヤマハミュージックレッスン講師:澤田 利明先生!
澤田 利明(さわだとしあき)プロフィール
小学生の時に聞いたジャズのアルバムに衝撃を受け、12歳から吹奏楽部に入部しサクソフォンを始める。クラシックサクソフォンを片寄麻美、杉本孝一、大城正司、ジャズを高見延彦の各氏に師事。
現在ソロ、室内楽からフュージョンをメインにしたバンド活動の傍ら、クラシックで培われた美しい音作りの基礎を大切にしたレッスンを行っている。
澤田先生の講師紹介ページはこちら!(ミュージックスクールのHPへリンクします)
今回は、サックスの代表メーカーであるYAMAHA(ヤマハ)、Selmer(セルマー)、Yanagisawa(ヤナギサワ)のモデルを1〜2本づつ試奏してもらいました!1番違いが出てくる、メーカーの違いを比較していきましょう。
YAMAHA(ヤマハ) YAS-875EX
日本が誇る世界的クラシックサクソフォン奏者の須川展也氏の開発協力のもと作られた、幅広い層から絶大な人気のヤマハのカスタムモデルです。
ヤマハならではの明るく肉厚な音色に加え、発音のレスポンスが非常に良く、ストレスが多い低音域も軽快かつ柔軟にコントロールすることができます。
キイデザインも日本人奏者に馴染みやすい設計になっており、迷ったらまずおすすめさせていただくモデルの一つです。
講師コメント
「自分はモデルチェンジ前の875EXを使っていますが、現行のモデルはキーの位置がさらに自然な配置となり、手の大きさを問わずさらにストレスなく演奏できるようになりました。
楽器と奏者を中心に柔らかい音色が円形に音が広がっていくイメージで遠達性もよく、ピアニッシモで演奏しても低音部の反応もよく、高音域は時にヴァイオリンのような上品なサウンド感も得られるのが特徴です。豊かな響きでピッチや音色が安定しているため、音程を合わせることへのストレスが少なく、アンサンブルのしやすさはもちろん、リペアやふと困った時など、どこへ持って行ってもしっかりとしたサポートが受けれるという点も全国展開をするヤマハの楽器の強みだと思います。
演奏動画はセルマーのC☆で演奏をしていますが、より輪郭がくっきりした音色が好みの方はマウスピースやリガチャーを工夫してみると充分タイトな音色が得られます。
ただ楽器がクラシック向けに作られているぶん、テーパーの加減もあってかジャズ用マウスピースで音程を変えながらニュアンスをつけて吹きたい方には違う楽器の選択もあるかな、とは思います。是非ご自身のイメージに近い楽器を選んでみてください」
YAMAHA(ヤマハ) YAS-875EX 商品詳細ページはこちら!
SELMER(セルマー) SERIE Ⅲ Alto
セルマーサックスの最新機種であるSERIEⅢ(シリーズⅢ)は、多様な用途に適応するように設計されているので、さまざまなジャンルの演奏家がその魅力を認めています。音程の正確さ、音色、音の広がりは比類なく均一で、現代のニーズと用途に見事に適合しています。
講師コメント
「輪郭がハッキリとしていて、ブライトで芯のある音色が特徴です。音の方向性も、ベルから前面にストレートに飛んでいくイメージで、オーケストラやエレクトリックなバンドサウンドにも埋もれないパワフルな抜けの良さが魅力です。
JAZZ系のセッティングで吹くとバリバリとしたワイルドな印象で、クラシックセッティングでも輪郭がクリアでソリスト向きの楽器かなと思います。楽器の抵抗感はやや強めなので、しっかりと息を入れて鳴らす必要はありますが、リードやリガチャーを変えるなど口元のセッティング次第で無理なくしっかりコントロールができると思います。
細くなりやすい高音域も音痩せせずにしっかりと鳴らすことができますが、音域によってピッチとサウンドに少しムラが出やすいのも特徴。反面、表現の振り幅はかなり広く、ジャンルを問わず様々な音楽にマッチできる一本です。」
SELMER(セルマー) SERIE Ⅲ Alto の商品詳細ページはこちら!
Yanagisawa(ヤナギサワ) A-WO10
サクソフォンメーカーとして高い品質と人気を誇るヤナギサワのアルトサックス。イエローブラス製/ベヴィー仕様の管体は豊な音色と鳴りの良さ、心地よい吹奏感を持っており、明るく艶のある音色を奏でます。この価格帯で他のフラグシップモデルに劣らないコストパフォーマンスは是非試奏にて体感していただきたい逸品です。初心者から上級者までおすすめさせていただきます。
講師コメント
「軽い息でも鳴らしやすく、力を込め過ぎなくても明るく響く印象です。逆に力を込め過ぎてしまうと、オーヴァーブロー気味になったりコントロールが難しくなってしまうかもしれません。
音の響き方や広がりもコンパクトに纏まっているので、適度にリラックスしながら柔らかく吹くのがオススメ。アコースティックな現場でとても相性がいいと思います。
操作性は非常に優れていて、オクターブの切り替えのしやすさ、滑らかなフレーズの奏でやすさが特徴。また日本製らしい製品の安定感と自然なキー配列で手の大きさを問わずストレスなく演奏できます。」
Yanagisawa(ヤナギサワ) A-WO10 の商品詳細ページはこちら!
Yanagisawa(ヤナギサワ) A-WO20
サクソフォンメーカーとして高い品質と人気を誇るヤナギサワのアルトサックス。ブロンズブラス製/ベヴィー仕様の管体は心地よい吹奏感と深みのある豊かな響き。プレイヤーのあらゆる音楽表現を余すことなく引き出します。この価格帯で他のフラグシップモデルに劣らないコストパフォーマンスは是非試奏にて体感していただきたい逸品です。初心者から上級者までおすすめさせていただきます。
講師コメント
「イエローブラス製のA-WO10と比べると、ブロンズブラス製のこちらは、よりワイドに音が広がり、中〜低音域に独特な艶のある音色が魅力です。
管体がとてもよく振動し音量の幅も広いので、自分の音がモニターしやすいのも特徴です。JAZZやポップス系のセッティングとの相性がよく、しっとりとメロウなナンバーからファンキーなものまでさまざまなジャンルに活用できます。
A-WO10同様操作性も優れており、レッスンに通われている生徒さんたちにも人気の一本です。」
Yanagisawa(ヤナギサワ) A-WO20 の商品詳細ページはこちら!
いかがでしたでしょうか?
各モデルを、プレイヤー目線でしっかりとレビューしていただきました!先生のサックス愛がこもったコメントですねぇ。楽器選びにお悩みのかた、是非参考にしていただけますと嬉しいです!
↓澤田先生がサックス講師を務める、ATSUTAミュージックスクールのHPはこちら!
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それぞれに違った個性があり、奏者によって感じ方や好みの音色も異なります。まずはご自分でも試奏して違いを体感いただくのが楽器選びの第一歩です!
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