楽器日誌
クラビノーバ修理レポート!
こんにちは!岩崎です!
先日、お客様宅へ電子ピアノの修理にお伺いしてきました!!
修理するのは、2003年製 CLP-170
ご相談いただいた症状が、「鍵盤を押した後離すとカタカタと音が鳴る」というもの。
ここでクラビノーバの鍵盤構造を簡単にご紹介します。
鍵盤の先にタッチの重さを再現する棒状のハンマーが入っていて、
押さえると上部のフェルトに当たって止まります。
逆に離すとハンマーが重力で落ちて、下部のフェルトに当たって止まります。
今回の症状は、この下部のフェルトが痩せてきてクッション性がなくなり、カタカタと音が鳴ってしまうようになってきていると考えられます。
さて、とにかく治すためには分解分解!
パカッ!
天板と鍵盤蓋を外しました!現行機種と違ってフロッピードライブがついていたり、操作パネルが鍵盤の奥にあるので内部も基板でビッシリ。
ここから鍵盤ユニットを外して、フェルトをチェック。
分かりづらいかもしれませんが、フェルトがハンマーに押されて凹んでいます。新しいものに交換して、クッション性を回復させます。
こちらが交換後。凹みもなく弾力もバッチリ。打鍵音も静かになりました!
交換後のフェルトの様子。くっきり凹みが残っているのがわかります。
このようにアツタ楽器では、ヤマハ電子楽器の出張修理も承っています!ご自宅の電子ピアノ、エレクトーンの調子がおかしい?と思われたらぜひご相談ください!!(モデルによってはパーツがなくなり修理不能な場合もあります)
松江市、出雲市、大田市、雲南市、奥出雲町など、島根でピアノ・管楽器の購入、修理のご相談は是非アツタまで!
皆様のご来店・ご相談を心よりお待ちしております。
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