楽器日誌
Qフルートの材質の違いとは?
こんにちは!岩崎です。
今日はフルート選びに関するこちらの話題!
「フルートの材質の違いって?」
フルート作りには洋銀・白銅、銀、金、グラナディラ(木材)などが使われ、それぞれに異なる音の特性を持っており、音の響き具合や音色まで異なってきます。主に吹奏楽で人気なモデルに使われる材質の違いを解説していきましょう!
洋銀・白銅
…銅とニッケルの合銀で、耐久性があって響きやすい特性を持つため主に入門者向けのスタンダードモデルで使われる事が多いですね。どんな音域でもバランスが良く、明るい音色が特長です。
銀
…19世紀のフルート改革者ベームにより見出されてフルートに採用された銀は、明るくて柔らかい「最もフルートらしい」と呼ばれる材質。銀の配合が多いモデルほど豊かで表現の幅が広い音色です。入門モデルからプロ向けのモデルまで、幅広く使用されています。
金
…吹き心地はかなり重厚ですが、その艶のある音色はピアニッシモでもしっかりと広がる遠達性をそなえています。フルートの中では上位モデルの一部に使用されています。
同じ素材でもどれくらいの割合で使われているか、楽器の構造などでも音色は繊細に変化していきます。
ぜひ実際に吹いていただき、お気に入りの音色を見つけてみてくださいね~!
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