楽器日誌
【フルート】ジョイントが固くなった場合は?
こんにちは!岩﨑です。
フルートは、分解すると3つの部位に分かれます。組み立て/分解する際にジョイントが固く入りにくい/抜けにくいと感じられることもあるのではないでしょうか?
ジョイントが固くなってしまう原因は?
一番多い原因としては、ジョイント部分に汚れやほこりが溜まってしまうこと。また、管自体をぶつけたり落としてしまい形状が歪んでしまうことでも固くなってしまいます。抜き差しの際に斜め方向に歪んだ力が加わると、それが原因で管が削れて鉄粉が付着することでも発生します。
ジョイントが固いまま無理に抜き差しを行ってしまうと管体やキィの曲がりが発生することも。無理をされずに当店までリペア依頼を出していただければと思います。管の変形が原因の場合は、ジョイント部分の形状を修正する必要もあります。管楽器リペアについてはコチラ!
ジョイント固着を防ぐためには?
演奏前の組み立て時、演奏後の分解時それぞれでジョイントの内側/外側を優しく拭いていただくことで、汚れやほこりの付着を予防することができます。また、抜き差しの際は真っ直ぐな方向に力を入れて行ってください。管同士の摩耗を抑えることができます。
グリスを塗ってもOK?
よくグリスを塗っても良いか?とご質問をいただくのですが、アツタとしてはグリスを塗るという方法はおすすめいたしません。毎回しっかりとふき取りをしていただければ良いのですが、ふき取りが不十分だった場合、ケース内などのほこりがグリスによって固まってしまい、かえって固着を促進させることにもつながってしまうためです。
いかがでしたか?小まめなお手入れが、楽器の状態をよく保つことにつながります!お困りの際はぜひアツタまでご相談ください!管楽器リペアについてはコチラ!
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皆様のご来店・ご相談を心よりお待ちしております。
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