楽器日誌
【電子ピアノの選び方】クラビノーバの性能比較!
こんにちは!岩﨑です。
鍵盤楽器の中でも、お子様のレッスン用や、ご趣味用など、ご自宅練習用として選ばれる方が多いのが電子ピアノです。
ただ沢山のモデルや価格帯があり、どのように選んだら良いか?お悩みの方も多いのでは無いでしょうか?
そこで今回は、YAMAHA(ヤマハ)クラビノーバシリーズを例に、モデルや価格によってどんな違いがあるのか?ご紹介していきたいと思います。
■電子ピアノとアコースティックピアノの違いは?
電子ピアノの普通のピアノ(アコースティックピアノ)はどう違うのか?というご質問をよく頂くのですが、これらの違いがわかれば電子ピアノ選びにも非常に参考になりますので、前おきとしてお話しさせて戴きます!
大きな違いは、「発音の仕組み」と「鍵盤構造の違い」です。
↑こちらがアコースティックピアノの鍵盤構造の模型。鍵盤が押されることでその先のアクション部分が駆動し、先端にあるハンマーが弦を叩くことで音が生れます。鍵盤を押すタッチの加減によって強弱を無段階で表現することができます。細やかなアクションと鍵盤の動きにより、演奏性にも優れています。
また、アクション構造の重さがアコースティックピアノ独特のタッチ感として指に伝わってきます。ピアノの練習をする上では、このタッチの感覚も非常に重要で、ピアノ本来のタッチの感覚を身につけることでより幅広い演奏表現をすることができます。
対して電子ピアノは、鍵盤の押された強さをセンサーで感知し、グランドピアノから録音された音を電子制御で調整して発音します。
センサーの感度がある程度段階的なので、音の強弱の再現度も同様に段階的になってしまいます。特に弱打音と強打音ではアコースティックピアノの様に自在に表現することが難しくなっています。聞き手の心に訴えかけるような感情的な表現は、電子ピアノのみだと中々身に付きづらいということになります。
鍵盤の重さも、重りを入れて擬似的に再現されているため、アクションの運動による独特の手応えや重さとは異なります。音と感覚重視の方には物足りなく感じられるかもしれません。
■クラビノーバシリーズの性能比較とお勧めポイント
YAMAHA(ヤマハ)クラビノーバ CLPシリーズの性能比較とお勧めポイントをご紹介していきます!
CLP-735
アツタ販売価格:¥181,500〜(税込/基本納入・設置料込)
CLPシリーズの中でも1番お買い求めいただきやすいモデルです。樹脂製鍵盤のグランドタッチ・エス鍵盤を搭載し、ハンマーが弦を打った時の手応えを再現し、従来品よりも弾き始め・戻りの鍵盤の揺れが少なく、グランドピアノに近い安定感のあるタッチ感を実現しています。また下位モデルにはない「エスケープメント」という鍵盤機構も搭載しており、ゆっくりと動かした際のアクション動作によるわずかな手応えも再現されています。
スピーカーも大きく、より自然な音の響きとなっています。操作パネルも画面付きで見やすいのも良いですね。
・抜群のコストパフォーマンス(クラビノーバシリーズでは1番お買い求めいただきやすい価格)をもち、下位モデルよりも本格的な弾き心地が楽しめる。
・ご予算10万円台後半で、よりピアノらしい楽器をお求めの方にオススメ!
CLP-745
アツタ販売価格:¥242,000〜(税込/基本納入・設置料込)
CLP-735の一段上のモデルで、アツタ楽器では1番の人気モデル!木製パーツを採用した独自のグランドタッチ・エス鍵盤を採用しており、鍵盤駆動の感覚や頑丈性が向上しています。さらに大きな進化として、合計4つの2WAYスピーカーが搭載されている点が挙げられます。
CLP−735以下のモデルには、下向きのスピーカーが2つ搭載が基本ですが、このCLP-745には下向き+演奏者向きの2つのスピーカーが増設されています。それぞれ中低音域専用、高音域専用と役割が分かれており、それぞれの音域に合わせた最適なものを使い分けることでより自然で豊なサウンドの再現に成功しています。
Bluetoothスピーカーとしての機能も内蔵されており、より音楽の楽しみが広がる1台。
・エントリーモデルよりもワンランク上の弾き心地と、スピーカー配列の向上によるより自然でピアノらしいサウンドが売りの人気No.1モデル。
・ご予算20万円台で、ワンランク上の電子ピアノをお求めの方にオススメです!
CLP-775
アツタ販売価格:¥313,500〜(税込/基本納入・設置料込)
CLP-745よりさらに1段上のグレードのモデル。↑2モデルに使われているものより上位のグランドタッチ鍵盤を搭載。鍵盤の支点を長くして、鍵盤の根本を使っても駆動性が損なわれないようになっています。さらに鍵盤の重さを1つづつ変えて、低音域はタッチが重く高音域は軽いアコースティクなタッチ感により近づけてあります。
さらにスピーカーの性能も上がっており、合計6つの3WAYスピーカーを搭載。音の放射性や重心に着目し、グランドピアノから出て来るのと同じ位置関係でそのまま演奏者の耳に音を届けられるように。奏者の目の前でハンマーが弦を打っているような感覚、響きの余韻が奥に消えるような感覚など、ピアノ筐体が全体で響くような音の奥行感を体感できます。
ペダルの重さも最初は軽く、ダンパーがかかるところから重くなるグランドピアノの踏み心地が再現されています。操作板もタッチパネルになっており、操作されない時は消灯するため視覚的ににもアコースティックピアノに近づけて造られています。
・より進化した鍵盤構造と、立体的なサウンドを実現するスピーカー配列を持った上級機種。
・ご予算30万円台で、よりサウンドと弾き心地にこだわりたい方にオススメ!
CLP−785
アツタ販売価格:¥407,000〜(税込/基本納入・設置料込)
CLPシリーズの最上位モデル。CLP−775に搭載されてるグランドタッチ鍵盤をベースに、「カウンターウエイト」と呼ばれる実際のピアノにもついているアクション部分と鍵盤部分の重さのバランスを調整するための重りが搭載されています。アコースティックピアノのように鍵盤ごとに重さの微調整を加えているので、駆動部分のレスポンスが向上しより繊細な指の動きにも対応します。
スピーカーの素材も、ピアノの響板と同じスプルース材を使用することで、ナチュラルでよりピアノらしい音の立ち上がりの良さを実現しています。スピーカーの位置、出力も最適化され、より自然で立体的なサウンドに仕上がっています。
・鍵盤の重さやタッチ感、サウンドを妥協なく追求したCLPシリーズの最上位機種。
・ご予算40万円台で、とにかく良い電子ピアノが欲しい!という方にオススメ!
安心の3年保証!
アツタ楽器では、皆様により安心してお使いいただけるよう、ヤマハ製電子鍵盤楽器(電子ピアノ/エレクトーンなど)の保証を合計3年間いたします。ご購入後のサポートまで、アツタにお任せください。
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https://atuta.net/diary/archives/258
さて、本日はYAMAHA(ヤマハ)クラビノーバシリーズを例にして、ピアノと電子ピアノの違い、各モデルの違いとオススメポイントをご紹介いたしました!
当店では、楽器店という立場から上達や演奏性・音色の違いなど専門的な観点からの電子ピアノ選びのサポートをさせていただいております。レッスンの練習用やご趣味用としてベストな楽器選びを一緒にしていきましょう!
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