楽器日誌
【技術者から教わる】トランペットお手入れ
こんにちは、太田です☆
技術者から教わるシリーズ、今回はトランペットのお手入れをご紹介いたします。
水分除去
演奏後に一番気になる、楽器の中の水分。
ほっておくと汚れの原因になります・・・
皆さんはしっかりお手入れされていますか?
・本体に付いているツバ抜き(ウォーターキー)から水分を取り除きます。
・次に本体と大きなパーツからスワブを通します。
水分の溜まりやすいマウスパイプ部分は念入りに。
・1~3番管にもスワブを通します。
クリーニング、除菌
マウスピースは口にあたるところなので、専用のクリーナーでお手入れします。
・ブラシを使って水洗い、クリーナーで除菌・汚れおとし。
濡れっぱなしにせずクロスでから拭きして完了。
潤滑剤塗布
また、快適にトランペットを演奏するにはピストンの動作を点検することが大切です。
ピストンを押さえると息の通る管が切り替わります。
オイルをさしてあげることでこの動作をスムーズに行えるようにします。
・バネより下にさし、全体にいきわたるようピストンを回したり、押し戻しします。
オイルは人間でいうところの血液にあたる、とよく表現されるほど大切な要素です。
金属同士の固着を防ぐためにもオイル切れにならないようこまめに点検しましょう。
上記画像ではレギュラータイプのバルブオイルを使用していますが、様々な粘度のオイルが販売されていますので、ご自身の楽器に合ったものをお求めいただくことをおススメいたします。
一般的に新しい楽器には軽い粘度のオイル、古い楽器には重たい粘度が相性良いと言われます。
ピストンを押す際の感覚も大事ですが、戻る際もよくチェックして選びましょう。
・続いて主管(チューニング管)と2番管に汚れを落としてからスライドグリスを塗ります。
本体に管を戻しグリスをなじませると、余分なグリスが出てきますので、こちらもガーゼなどでぬぐいます。
・1番管と3番管はチューニングスライドオイルをさします。
※ケースの中で管が動くことを防ぐため、3番管にストッパーゴムを使用すると安心です☆
上記以外にもクリーニングロッドで細かい部分をお掃除したり、半年に1度管体の洗浄をするとより快適な状態を保てますのでおススメです!!
また、たまに各ネジを動かして(緩める、締めるを繰り返す)固着を防止しましょう。
参考になさってください♪
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