楽器日誌
グランドピアノとアップライトピアノの違い
こんにちは、太田です☆
皆さんは『ピアノ』というとどんなピアノを思い浮かべられますか?
アコースティックピアノであるグランドピアノやアップライトピアノ?
それとも電気を通した電子ピアノ?
色々と種類がある中、今回はアコースティックピアノであるグランドピアノとアップライトピアノの違いについてご紹介したいと思います!!
表現豊かなグランドピアノ
ピアノの歴史を遡ってみると、グランドピアノがアップライトピアノより先に世の中に生まれ、生活環境が変わっていく中で省スペースかつお求めやすく楽しめるアップライトピアノが開発されました。
グランドピアノの表現力は幅広く、
・ピアニシモからフォルテシモまで、豊かに響く
・音がなめらかでよく伸びる
・音程感がよい(和音で弾いたとき、一つひとつの音が、濁らずに聞こえる)
・音に微妙な表現がつけられる
・音にむらがなく、バランスがよい
・トリルなど、こまかな連打が思うままにできる
このような特徴を持って演奏者の思いを音に表します。
グランドピアノとアップライトピアノの構造
アップライトピアノとグランドピアノ、構造の違いを見てみましょう。
アクション機構
グランドピアノとアップライトピアノを比べると、アクション機構に大きな違いがあります。
ハンマー(画像〇で囲んだ部分)が地面に対して上下し、自重で元の位置に戻るため、トリルなどの素早い連打もスムーズです。(1秒間に約14回打鍵可能)
ハンマー(画像〇で囲んだ部分)が地面に対して前後するようにスプリングで元の位置に戻すため、トリルなどの素早い連打に限界があります。(1秒間に約7回打鍵可能)
ペダル機構
見た目は同じような3本のペダルですが、踏むとグランドピアノとアップライトピアノとでは違った効果が得られます。
グランドピアノの場合、
シフトペダル(左):音量だけでなく、打弦の位置をずらすことで音色も微妙に変化させられる。
ソステヌートペダル(中央):直前に押した鍵盤のダンパーだけが弦から離れ、その音だけに余韻が残る。
ダンパーペダル(右):鍵盤から指を離してもダンパーは戻らず、弦は長く振動を続ける。
アップライトピアノの場合、
ソフトペダル(左):ペダルを踏むとハンマー全体が弦に近づき、音がソフトになる。
マフラーペダル(中央):ハンマーと弦の間に薄いフェルトがおり、音量を下げる。
ダンパーペダル(右):鍵盤から指を離してもダンパーは戻らず、弦は長く振動を続ける。
構造の違いを知った上でピアノを演奏してみるとおもしろいですよ♪♪
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