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新入荷サックス検品レポ！

新入荷サックス検品レポ！

管楽器 2021年10月7日

こんにちは！管楽器修理担当の梶田です！

ブログは久々ですが、これからたまに楽器に関する情報を僕からもお届けしていけたらと思います！

是非ご覧くださいませ！

さて、今回は中学・高校とサックスを吹いていた僕が、当店に新たに入荷した楽器をいくつか試奏・検品してみました！

せっかくなので技術者目線での視点も踏まえてレポートしていきます！

1本目　テナーサックス　ヤマハ　YTS-82ZASP

トップジャズプレーヤーが求める音楽表現に応えることができるサクソフォンを目指し、キイレイアウト、重量バランスなど細部に渡り検証を行い、パーツ構造の一つ一つを再考したアーティストとアトリエ・開発陣の情熱から誕生した特別モデルです。

2017年に限定発売し、大好評だった特別モデルが2021年に限定復刻した貴重な一本。

主な仕様

仕上げ：アンバーラッカー　タンポ：メタルレゾネーター　ベル：一枚取り

試奏・検品レポ

まずは何と言っても目を引くヴィンテージサックスを彷彿とさせるアンバーラッカー塗装！ジャズの世界観を表現しており、持っているだけで気分の上がる1本ではないでしょうか？見た目って大事ですよね。。。笑

また、管体やパーツの軽量化、一目でわかるネックスクリューや支柱などの随所に見られる特別仕様は吹き心地や音色に大きく影響を与えているようです。吹奏感の軽さとドライでダークな音色が印象的。やはりジャズプレイヤーにオススメしたいモデルです！

2本目　ソプラノサックス　ヤマハ　YSS-875EXHG

最高のソプラノと評される、カスタムモデルならではの深みのある温かな響き。

プレイヤーが理想とするダイナミックな音域、正確なイントネーションと響きを兼ねたカスタムEXは多くのプレイヤーから高い評価を得ています。

引き上げ音孔や新型ネックの採用、キイボードポジションや重量バランスの見直しにより、音質の向上はもちろん、楽器保持も楽にしています。

主な仕様

仕上げ：ゴールドラッカー　ベル：一枚取り　High Gキィ装備　ストレート/カーブドネック2タイプ標準装備

試奏・検品レポ

ヤマハらしい肉厚で明るい音色！決して音が開くことがなくまとまりがありますね。これはヤマハの楽器ならではだと思います。ネックは２種類付属しており、カーブドは適度や抵抗感、ストレートはコントロールのしやすいノンストレスな吹き心地。フィンガリングも自然に行えるので速いパッセージも楽にこなせます！こちらのモデルは標準最高音より半音高いHigh Gの音を安定して演奏しやすいようキイを追加されており、高音域のコントロール性が向上している点も良いですね！

3本目　バリトンサックス　ヤマハ　YBS-82

バリトン初のカスタムモデル。クラシックからジャズまでオールジャンルをカバーする、音色にこだわりを求める奏者向けの最上位機種です。

バリトンサクソフォンらしい低音の太い音色に加え、中高音域で伸びのある煌びやかな音色を実現しました。低音部のパートを受け持つアンサンブル用の楽器の枠を超え、多彩な音色によりソリスティックな表現まで可能になりました。

主な仕様

仕上げ：ゴールドラッカー　ベル：一枚取り

試奏・検品レポ

まずは驚くほど吹きやすいですね！感動的です！バリトンサックスといえば特に低音域を鳴らすのに多くの息圧を必要としますが、最低限の息でストレスなく鳴ってくれます！ピアニッシモでも安定して演奏でき、他のモデルにはない、まとまりのある艶やかで暖かい音色が特徴。キイの軽量化と新規部品の採用や楽器の重心バランスの見直しにより、自然とポジションが取りやすくなり、バリトンサックスを演奏する上で悩みと一つでもある、手の負担が軽減されて、操作性が向上しています。ソリスティックな場面も吹きたいように演奏できる表現の幅の広がる一本だと思います！

今回は以上の3本を試奏・させていただきました！

ぜひ実際に試奏して体感してください！

試奏のご予約お待ちしております！！

★試奏できるサックス在庫リストは↓こちら！