楽器日誌
【よくあるお問合せ】フルートの抜差しが固いです。
こんにちは!矢田です(/・ω・)/
本日は、修理などのお問合せでよくあるご質問にお答えします!今回はフルートについてです。
フルートによくある症状、お問合せの中でも『足部管の抜差しが固いです』とお問合せが多くあります。
・原因
・予防策
・グリスについて
などご説明します。
ジョイントが固くなってしまう原因は?
・ジョイント部分に汚れやほこりが溜まっている。
新品の楽器などでも演奏中の水分などが管体やジョイント部分に残っていると汚れやほこりなどが付着してしまいます。
・管体をぶつけたり落としてしまい形状が歪んでしまうことでも固くなってしまいます。
それだけでなく、なんらかの衝撃が管体に加わり歪んでしまうこともあります。
・抜き差しの際に斜め方向に歪んだ力が加わっている。
それが原因で管が削れて鉄粉が付着することでも発生します。
ジョイントが固いまま無理に抜き差しを行ってしまうと管体やキィの曲がりが発生することも。無理をされずに当店までお持ち込みください。管の変形が原因の場合は、ジョイント部分の形状を修正する必要もあります。
ジョイント固着を防ぐためには?
原因で上げた症状を防ぐためには
・演奏前の組み立て時、演奏後の分解時にクロスでジョイントの内側/外側を拭き上げてください。汚れやほこりの付着を抑え、水分も一緒に拭き取ることができます。
・管体をぶつけたり落としたりは不注意などで事故的に起こってしますこともあります。起きないことが一番ですが、万が一そのようなことがあれば、そのままにせず楽器店へお持ち込みください。
・抜差しをする際に気付かずに斜めになっていることもあります。斜めのまま抜差しすると管が削れたり、ゆがみが起きたりします。真っすぐになる様に意識して抜差しを行いましょう。
演奏前の組み立て時、演奏後の分解時それぞれでジョイントの内側/外側を優しく拭いていただくことで、汚れやほこりの付着を予防することができます。また、抜き差しの際は真っ直ぐな方向に力を入れて行ってください。管同士の摩耗を抑えることができます。
グリスを塗ってもいいの?
よく《グリスを塗っても良いか?》とご質問をいただくのですが、アツタ楽器としてはグリスを塗るという方法はおすすめいたしません。
毎回しっかりとふき取りをしていただければ良いのですが、ふき取りが不十分だった場合、ケース内などのほこりがグリスによって固まってしまい、かえって固着を促進させることにもつながってしまうためです。
防ぐためには?で上げた対応策などを行っても改善されない様でしたら、楽器店へお持ち込みください。
修理品に関しましては基本的にお預りし、点検・お見積りをさせていただきます。
★管楽器リペアについてはコチラ
お気軽に問い合わせできるメールフォームは↓こちら!
お電話からのお問い合わせは↓こちら!
LINEからのお問い合わせは↓こちら!
★試奏できる管楽器在庫リストは↓こちらから!
★アツタの楽器購入特典「THANK YOUクーポン!」
★試弾できるピアノ在庫リストは↓こちらから!
---------------------------------------------
松江市、出雲市、大田市、雲南市、奥出雲町など、島根でピアノ・管楽器の購入、修理のご相談は是非アツタまで!
皆様のご来店・ご相談を心よりお待ちしております。
---------------------------------------------
↓お電話/メールからのご注文も承ります!詳しくはこちらをクリックorタップ!!
---------------------------------------------
--------------------------------------------
↓各種楽器買い取りも行っております。
-------------------------------------------