楽器日誌
【よくあるお問合せ】金管楽器の抜差し管が抜けない
こんにちは!矢田です(/・ω・)/
修理などのお問合せでよくあるご質問にお答えします!今回は金管楽器の抜差し管についてです。
抜差し管が抜けなくなってしまう原因は?
金管楽器の『抜差し管が抜けなくなった』とお問合せ、修理のお持ち込みなど多くあります。
「長年使用されずにケースに仕舞っていた楽器」は多くの場合、古いグリスが固着している為、抜けなくなってしまっていると考えられます。
またそのような楽器はピストン、スライド、ロータリーなど抜差し管以外の所でも不調が見られると思うので、使用される前に楽器店に点検に出しましょう。ほとんどの場合は、修理で直ります。
「ぶつけてしまった、落としてしまった」場合は衝撃で抜差し管が変形してしまっているかもしれません。
動くから、とそのままにしているケースもあるようですが、そのまま使い続けてしまうと変形がひどくなる・他の箇所が壊れる、曲がる・半田付けが外れる等の2次被害が起こる可能性があります。少しでも前と違う様に感じたら、無理をされずに、楽器店に修理に出しましょう。
固着を防ぐにはどうしたらいい?
ぶつけたり、落としてしまったりした場合の固着は、修理に出すしかありませんが、まずは、毎日のお手入れが大切です。演奏後にウォーターキーからつばを出すだけでケースにしまう!それだけでは管内に汚れが溜まったり、サビが発生したりします。
金管楽器にもスワブがあります。管内の水分や余分な汚れはスワブやガーゼで拭き取りましょう。
また、週に1回程度は抜差し管にグリスやオイルを差しましょう。
抜差し管お手入れ方法
①抜差し管と差し口(楽器本体側)の古いグリスをガーゼで拭き取る。
※楽器本体側はクリーニングロッドにガーゼを巻き付けて管内に通します。
②グリスを抜差し管に塗る
しっかり伸ばしましょう。
③管体につけて数回動かし馴染ませます。
④はみ出たグリスを拭き取ります。
トリガー付きの抜差し管(トランペットの第1、第3抜差し管など)はグリスではなく専用のオイルを差しましょう。
方法は抜差し管と同じで、グリスがオイルに変わります。
お手入れ用品も沢山種類があります。何を使用したらいいのか分からない場合はスタッフへご相談ください。
お手入れ用品ご紹介
スワブ
グリス
オイル
ガーゼ
ロッド
修理品に関しましては基本的にお預りし、点検・お見積りをさせていただきます。
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