楽器日誌
床暖房のあるお部屋にピアノを設置するには
こんにちは、太田です🌷
2月も半ばになり寒さが堪える日もあるこの頃・・・
ピアノを演奏する際にも暖房器具は欠かせないですね。
そこで気を付けていただきたいお問合せの一つをご紹介いたします!!
床暖房を使用する部屋にピアノを設置しても大丈夫?
最近の住宅事情をお聞きすると、戸建てもマンションも床暖房を採用されることが多いようです。
また、中には年中快適に過ごせるよう冬の床暖はもちろん夏は床を冷却してくれるシステムも!
ピアノの状態を考えると気を付けることは暖房利用時の熱が楽器本体に伝わらないようにすることです。
ピアノは大部分が木材・金属・フェルトやクロスといった温度変化、湿度変化で部品の状態が変化する素材で作られています。
伝熱からの過乾燥によって部品が大きく動き、最悪の場合はいくら調整しても落ち着かない音も弾き心地も狂ったピアノになってしまいます。
床暖房を施工される工務店さん等は加湿器を併用されれば問題ないです、という方もいらっしゃるようですが、調律師としては出来るだけ対策をされることをおススメしています。
※お部屋のピアノを置く部分だけ床暖を外した、という場合でも床暖のタイプによっては影響がある事例もありました。どうしても時間が経つと熱が床暖を外している部分にも伝わってしまうようです。
ピアノに床暖対策を!
・断熱ボードを使用する
床に触れているキャスターからはもちろん、触れていない部分からの暖かい空気がピアノに伝ることを軽減します。
商品例:防音・防振・断熱・床補強を兼ね備えた〈フラットボード静〉
●素材 ・上面 硬質パーチクルボード カーペット貼り
※ホルムアルデヒト対策品を使用。
・底面 ホワイトキューオン
※ポリエステルを使用。
・加湿器を使用する
床暖使用時は過乾燥になりやすいですので、加湿器を使用することでピアノにとって適正な湿度40-60%を保ちます。
※湿度設定できるタイプが使い勝手が良くオススメです!
・こまめにピアノのメンテナンスをする
たとえ断熱ボードを置いても100%完全に熱を伝えないようにすることは難しいですので最低でも年に1回、音や弾き心地の狂いに敏感な方はそれ以上にメンテナンスを依頼しましょう。
快適にピアノ演奏するためにもぜひ参考になさってください~
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