楽器日誌
管楽器紹介⑥:トロンボーン編
管楽器
2019年6月1日
こんにちは! 矢田です(=゚ω゚)ノ
管楽器紹介の第⑥回目、今回で店頭展示楽器最後になります。。。最後を飾るのは【トロンボーン】です!!
トロンボーンといえば、伸びたり縮んだりする楽器です。スライド管と呼ばれている、外管(そとくだ)と中管(なかくだ)の二重構造からなっている部分を動かして音程を変えていきます。
トロンボーンは、左手で持ち、その左手の先の支柱を右手でつまみ、スライド管を伸ばしたり縮めたりして演奏します。したがって、スライド管がなめらかにスライドすることが、トロンボーンにとって、とても大事なことなのです☝!
トロンボーンの歴史…
15世紀中頃に生まれたといわれています。貴族の宮廷、教会、あるいは軍楽隊など、さまざまな場所で広く使われていたのですが、18世紀に入ると教会など、宗教的な場で活躍することが多くなりました。
宗教的なイメージの強かったトロンボーンを、世俗的な音楽である交響曲に初めて使ったのはベートーヴェンでした。1808年に初演された「交響曲第5番ハ短調Op.67」(「運命」)は、史上初めてトロンボーンが加えられた交響曲だったのです。ベートーヴェンはその後、「交響曲第6番Op.68」(「田園」)や「交響曲第9番Op.125」(合唱付き)でもトロンボーンを使用し、19世紀にトロンボーンがオーケストラに定着する基礎を築きました。
トラディショナルラップとオープンラップの違いって?
トラディショナルラップ
オープンラップ
見た目が大きく違いますね。上の写真がトラディショナルラップといい、楽器を構えた時のバランスが良く、管の長さが6cmほど長くなっているので、重くなる分細かい演奏をするのに慣れが多少必要になってきますが、輪郭のしっかりした豊かな音色が特徴です。
下の写真はオープンラップといい、管体をなるべく曲げないように作られています。息の流れがスムーズになるため抵抗が少なく解放的な音がでます。最近はこのタイプを好んで演奏される方が多いかもしれません。
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