楽器日誌
【クラリネット】ヤマハ、CSとSEの違いは？
こんにちは！岩﨑です！
ヤマハのクラリネット「カスタムシリーズ」には、「CS」と「SE」という２つのシリーズが存在します。
はたしてこの2機種の違いとは何なのでしょうか？今日は簡単に解説をさせていただきます！
2つのシリーズの違いは、「管の内径」の構造。↓の図をご覧ください！
「SEシリーズ」は内径のテーパー（広がりの傾斜）が大きめでストレート部分が少ないのが特徴。この構造により柔らかくパワフルな温かみのある音色を持っています。
「CSシリーズ」は内径のテーパーが狭めで、ストレートな部分が多いため、息の通りもストレート。遠達性に優れ、クリアで明るい音色です。
ヤマハクラリネットはこの2つのシリーズに分かれて展開されています。
ところでこの2機種の音色の違い、あるメーカーと似ていることにお気づきでしょうか？
そう、海外クラリネットメーカー、「ビュッフェ・クランポン」の「R-13」と「RC」です。
「R-13」は明るく遠達性のあるクリアな音色で、「RC」は柔らかく温かみのある豊かな音色。クランポンの代表モデル2つも、内径の違いで音色や吹き心地に違いが出てくるのです。
クラリネット選びでお悩みの際は、好みの音色が「R-13/CS」系統なのか、「RC/SE」系統なのか、で判断して見られるのが近道になるのではないでしょうか？
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