楽器日誌
キーボード修理レポート!「鍵盤のぐらつき」編
こんにちは!岩﨑です。
今日は、キーボードの修理の様子をご紹介!
お預かりしたのは、「ヤマハ HD-100」 吹奏楽の合奏指導などで使われるキーボードです。ご依頼いただいた症状は、「鍵盤がぐらつき、演奏がしにくい」というもの。
該当の個所を見てみると、
真ん中の黒鍵2か所がほかのものより沈んでいるのがわかると思います。打鍵するとカラカラと音がして、タッチの感覚もひどく軽い。鍵盤パーツの破損により、こういった沈みやぐらつきが発生していると思われます。早速鍵盤ユニットを取り外します。
コチラがHD-100の鍵盤ユニット。金属製のプレートに、樹脂製の鍵盤がはめ込んであります。
ここからさらに、該当の黒鍵を取り出してみましょう。
←左が破損したパーツ、→右が正常な新品パーツ。
ユニットに取り付ける部分が折れてしまっています。鍵盤の支点にあたる部分で、ここが折れてしまうときちんと鍵盤を支えることができず、傾きや沈みが発生してしまいます。新品パーツに交換を行います。
↑交換が完了しました。ほかの黒鍵と高さが揃っており、タッチ感も正常です。異音もありません。
この鍵盤の傾きやぐらつきは、HD-100以外のキーボードや電子ピアノ、エレクトーンでも発生する症状です。タッチの感覚に違和感を覚えられたら、ぜひアツタ楽器までご相談ください。
アツタ楽器では、ヤマハ製電子ピアノ/エレクトーンの出張修理も承っております。(出張費は有料です/キーボードタイプの商品はお持ち込みいただいての修理となります)
鍵盤周りのトラブルは、演奏表現に直結してきますので、修理をされることをおススメいたします。
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