楽器日誌
ATSUTA NEWS Vol.13
マウスピース選びの基本!金管楽器編
管楽器を演奏する上で、楽器本体の次に重要になってくるのが「マウスピース」。音の入り口であるマウスピースによって、息の入り方や音色、響き方などが大きく変化します。
前回の木管編に続いて、今回は金管マウスピース選びの基本をご紹介します!!
まずはおさらい!マウスピースの選び方
ポイント①:自分の求める音が楽に出せるものを選びましょう。
まずは、「自分が思っている良い音」「自分が目指したい音」がどのような音なのかイメージしてみましょう。自分が目指したい音のイメージが出来たら、次は試奏するマウスピースを選びましょう。
店頭にあるマウスピースは全て試奏可能です。ある程度そのマウスピースの特性を知ってから試奏をしてみると、音の変化や違いに気づきやすいはずです!
ポイント②:「自分の楽器」「自分が使用している楽器」で試奏しましょう。
マウスピースは楽器と組み合わせることで真価を発揮します。現在使用している楽器をご持参ください。また普段使い慣れているマウスピースがあれば、そちらと比べることで個体やモデルの違いをより感じていただけるはずです!
学生の方で学校の楽器を使用している方は顧問の先生に持ち帰ってもいいか確認してください。
↓その他楽器毎の注意点など
※トロンボーンは細管、太管があります。ご自身が使用している楽器の管の太さに合わせてマウスピースを選びましょう。
※ホルンのマウスピースにはアメリカンシャンクとヨーロピアンシャンクに分かれているものもあります。コチラも使用している楽器に合わせて選びましょう。
■マウスピースを選ぶときのポイント
人間は一人一人唇の厚さ、大きさが違います。もちろん歯並びも違ってくるので、唇に当てた時に違和感が無い物、そして、吹いていて疲れないものを選びましょう。
学生の方は学校にある楽器についているマウスピースで練習する人も多いと思いますが、使っていて違和感があるもの、すぐに疲れてしまう、という方は色々なマウスピースを試して自分に合ったものを選ばれるのも良いと思います。
■金管マウスピースの構造
マウスピースの構造をもとに、自分に合ったものを絞り込んでみましょう。メーカーによって品番が様々ですので、近い物を探しましょう。 上の画像を参考にしながら説明します。
○リムの厚さ
厚いリムは唇を支える部分(面積)が広くなる為、高音域が出しやすく、長時間の演奏が楽になりますが、コントロールが難しくなります。 薄いリムは音のコントロールは容易になり、幅広い音域をカバーする柔軟性がありますが、疲れやすくなる傾向があります。
○リムの内径
小さいものは高音の演奏がしやすくなりますが、音量は小さくなります。 大きいものは低音が安定し、音量が大きくなりますが、持久力が必要になります。
※内径は数字で表されることが多く、Bachは数字が大きくなると径が小さくなり、ヤマハは数字が大きくなると径も大きくなります。
○カップの深さ
浅いカップは明るい音色で高音の演奏がしやすくなりますが、音量は小さくなります。 深いカップは暗めの落ち着いた音色で低音域が出しやすく、音量が大きくなりますが、持久力が必要です。
※カップの深さやアルファベットで表されることが多く、Bachはアルファベットが進むほどカップが浅くなり、ヤマハはアルファベットが進むほどカップが深くなります。
○カップの形状(ホルン)
Uカップは輪郭のある明るい音色で、高音域が楽になります。 Vカップは抵抗が少なく柔らかで、暗めの落ち着いた響きになります。
○スロート
細く長いスロートは抵抗が強く、スピード感のある明るい音色になり、高音が出しやすくなります。 太く短いスロートは暗めの落ち着いた音色で大音量が得られますが、抵抗が少なく疲れやすくなる傾向があります。
■木管マウスピースのおすすめモデル
トランペット
BACH)7C / 5C / 3C …金管楽器メーカーとして有名なバックのCカップモデル。入門者の方には7C、演奏経験を積んできたら5Cや3Cとサイズアップしていくのもおススメです。
トロンボーン.ユーフォニアム
BACH)6HAL / 5GS / 5G …こちらもバック製のものがスタンダードでおススメ。5GSや5Gはユーフォニアムでも人気の高いモデルです。
ホルン
B.TILZ)S8 …ティルツの人気かつ定番品。オールラウンドで対応力の高いモデルです。
JK) 2DM / 3DM …2010年にマイナーチェンジしたヨット・カーのEXモデル。中庸なカップの深さで人気のあるモデルです。
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【アコースティックピアノ買取のご紹介】
使わなくなったピアノを手放そう、とお考えの方からお問合せをいただく事がありましたので今回はアツタ楽器でのピアノ買取の流れをご紹介いたします♪
◎ピアノ買取の流れ
①査定お申し込みの前にご確認いただく事
・お持ちのピアノのブランド(メーカー)名 ・品番 ・製造番号 ・ペダルの本数(例:ヤマハ YUS3 #6××××××)
・設置場所(例:出雲市の2階) お電話等での簡易査定の場合は以下の項目もお聞きすることがございます。
※全ての鍵盤を押したときに音が鳴るか。
※最後のメンテナンスはいつか。
※消音装置などの機械が付いているか。
※虫害、ネズミ害があるか。
※外装の傷の有無。
②査定お申し込み
・査定金額のお伝え
上記のピアノについての情報をお電話やメール、LINEにてお知らせください。査定金額をお伝えいたします。
・買取の申し込み
査定金額にてご了承頂けましたら、ご来店いただき買取申込書をご記入いただきます。
※本人確認書類と、お申込者ご本人名義の口座情報がわかるものをご持参ください。
※実際に設置場所にお伺いして査定する場合は出張・査定料がかかります。 詳しく部品までチェックするので買取作業時に金額の変更はありません。
※お電話等での簡易査定の場合は査定料はかかりませんが、買取作業時に部品の虫害やお聞きしていない事柄があったりすると買取金額に変更があることもございます。
③ピアノ引取りの日程調整
・ご都合の良い日程をいくつかお知らせください(例:〇月×日の午前中、土曜日の午後など)
弊社または運送会社の方からお客様へご連絡いたします。
④ピアノ引取り
・お支払い、お取引完了
ピアノが無事引取りできたことを確認できた後、引き取り日から1週間程度のところで査定額をお振込みいたします。
◎買取出来ないピアノ
過去には下記の事柄や木部の腐れなどからピアノ引取りが不可能だった事例もございますので、参考になさってください。
「買取不可能」なピアノって? →https://atuta.net/question/questions/view/31
「買取不可能」なピアノって?② →https://atuta.net/question/questions/view/32
「買取不可能」なピアノって?③ →https://atuta.net/question/questions/view/33
ピアノの搬入経路は大丈夫? →https://atuta.net/question/questions/view/53
次に弾いてくださる誰かのために、ぜひ眠っているピアノをお持ちでしたら買取もご検討ください~
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スタッフコラム
ここでは月替わりでスタッフによるコラム記事をお届けしていきます。
今月の当番:岩﨑
ここ数日でとても暑くなってきましたね〜。お店の中は空調が効いているので快適ですが、一歩外に出ると温度と湿気でグッタリしてしまします。
温度といえば、管楽器も温度によって状態が変わることをご存知でしょうか?
楽器の温度が高くなればピッチが高くなり、温度が低くなればピッチも低くなるそうです。移動などのために車に積んでおく機会も多いと思いますが、演奏の機会がある場合は温度が馴染むくらいの時間は車から出して室内に置いておきたいところですよね。
また、特に金属製の管楽器を冷たいまま吹くと結露が発生してノイズや不具合の原因にもつながる様です。
人間と一緒で、楽器も暑すぎず寒すきずを心掛けて健康を保ってあげたいところですね!
さて今月のアツタニュースはここまで!次回の更新もお楽しみに👋
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