楽器日誌
【トロンボーン】マウスピースの太管と細菅の違いとは?
こんにちは!矢田です(*^^)
最近、管楽器奏者の方のマウスピースの問合せが増えてきている気がします。学生さんは楽器本体は学校の楽器を使っておられマウスピースだけでも新しいもので清潔に!とお考えの方も多いと思います!
トロンボーンは使用楽器のによってマウスピースのシャンク*の太さが『太管』と『中細管』と『細管』があります。*シャンクとは…楽器本体に入れる部分のこと
直径の小さなものほど必要な息の量が少ないために吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになります。逆にボアのサイズが大きくなると、息の量も必要となり音色と音量ともに豊かで華やかなものとなります。また、スライドの中管のサイズが上下管で異なるデュアルボアもあります。
ボアサイズの特徴
太管…合奏において音量豊かにハーモニーを作るのに適する音色で、大編成オーケストラ奏者に好まれています。近年、吹奏楽でも多く使われます。
中細管…比較的新しいタイプで、太管と細管の中間的存在です。オーケストラの第一奏者や、太めの音を求める吹奏楽に適しています。
細管…明るい音で、デリケートな高音が出しやすく、どちらかといえば独奏に向いています。ジャズやポピュラー奏者にも好まれています。
デュアルボア…スライドの中管のサイズが上下管で異なる事をいいます。上管よりも下管の方が多少太めになっています。これにより、音色や音の広がり、柔軟性などが微妙に変化します。
太管の楽器には細管のマウスピースは使用できません。逆もしかり、細管の楽器に太管のマウスピースはそもそも入れることすらできません。
実際に写真で比べてみました。2本ともBachの6 1/2ALです。写真右が細管、左が太管です。
太さがまったく違ってきます。また、ボアが『中細管』となっているモデルは『細管』を選びましょう!
購入の際は試奏をオススメしていますので楽器を持ってきていただけたら楽器に合わせてマウスピースを選んでいただけますが、どうしても楽器を持ってくることができない!という方は楽器のメーカーと品番を分かるようにしてもらうかもしくはマウスピースだけでも持ってきてもらえると楽器に合ったマウスピースをお選びいただけます!
練習後にはきれいに洗いマウスピースを清潔に保ちましょう!当店では各種マウスピースクリーナーもご用意しております。
是非、マウスピースと一緒に用意しましょう!!
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