楽器日誌
吹奏楽(ブラスバンド)から見たトロンボーン
こんにちは!岩﨑です。
個人的な勉強と皆さんへの情報提供を兼ねた「吹奏楽から見た○○」シリーズ、今回はトロンボーンについてのことを調べてまとめてみましたのでよろしければご覧ください。
↓これまで取り上げてきた楽器はコチラ!
吹奏楽(ブラスバンド)から見たトロンボーン
トロンボーンは、吹奏楽アンサンブルの中では中低音域を担当する金管楽器で、トロンボーン独自の「スライド」を使い音程の高さを変化させます。
ストレートで瞬発力のある力強い音色を活かし、伴奏パートとしてアンサンブルを支えます。また一方で曲によってはメロディパートを担う事もあり、伴奏から旋律まで幅広くカバーできる役割の広い楽器でもあります。
「吹奏楽」から考えるトロンボーン選び
吹奏楽に求められるトロンボーンとはどのような楽器でしょうか?
大体30-50人くらいいる吹奏楽の編成の中でも、トロンボーンパートの人数は3-5人程度。少ない人数でもしっかりとトロンボーンの音を聞かせるため、まず重要視されるのが「十分な音量が出せる」楽器であること。シャープでパワフルに音が飛ばせる「ラッカー仕上げ」の楽器が人気です。
また、「広い音域」をカバーできることもトロンボーンに重要なポイント。吹奏楽では主にF管/B♭管の切り替えが可能な「テナーバストロンボーン」と、低音域を担う「バストロンボーン」を組み合わせて使われる事が多いです。あとは奏者さんの好みでベルの素材や管の形状、ロータリーのタイプ等の組み合わせが変わります。
「吹奏楽」におすすめなモデルは?
吹奏楽で使われる中でも、最も使用頻度が高いテナーバストロンボーンのラインナップから、吹奏楽にオススメのモデルをいくつかご紹介いたします!
YAMAHA(ヤマハ)YSL-620
YAMAHA( ヤマハ) カスタムシリーズの作りを継承した、600シリーズのトロンボーン。太管のボアサイズ、管の形状はトラディショナルラップの仕様。
楽器自体が軽量で扱いやすく、基本的なテナーバストロンボーンの性能をしっかりと押さえています。コストパフォーマンスも抜群で、入門者〜初心者の方にお勧めできる1本です。
YAMAHA(ヤマハ)YSL-882O
おなじくYAMAHA(ヤマハ)から、最上位のXene(ゼノ)シリーズの1本。クリアラッカー仕上げのイエローブラス1枚取りベル、オープンラップ仕様。
明るくハリのある音色のイエローブラスベルに、F管の巻き方が緩やかな「オープンラップ」タイプで、ストレートな息通りのオープンな吹奏感が特徴です。大きめなバランサーがついており、音をしっかりとまとめてくれるので、大音量でも音が散らずにしっかりとした響きになっています。※バランサーは着脱可能。
YAMAHA(ヤマハ)YSL-882Oの商品ページはこちら!
Bach(バック) 42B
世界のオーケストラプレイヤーのスタンダードとして不動の名声を誇るBach(バック)製の太管テナーバストロンボーン。心地良い抵抗感と密度の濃い締まった音色をもたらすトラディショナルラップのロータリーバルブが採用されています。
部活動/団体備品での使用率もトップクラスで、多くの方に馴染みのある楽器です。ややヘヴィな吹き心地で、深みのある豊かかつ落ち着いたトロンボーンの王道サウンド。音のまとまりに優れた表現の器の大きなモデルで、数多くの吹奏楽/オーケストラプレイヤーに認められています。
S.E.Shires(シャイアーズ) Q30YR
アメリカ・ボストンに本拠地を置くS.E.Shires(シャイアーズ)から、バリューモデルQシリーズの1本。2枚取りイエローブラスベル、ラッカー仕上げ、オープンラップ仕様。
イエローブラスの特徴的な、明るくハリのあるクリアなサウンド。オープンラップのF管とシャイアーズオリジナルロータリーの組み合わせで、息を吹き込んだ際の反応も良く、サウンドコントロールが容易に感じられます。幅広い曲調を奏でる吹奏楽にもマッチしやすいでしょう。ゴージャスなベル彫刻も魅力的です。
S.E.Shires(シャイアーズ) Q30YRの商品ページはこちら!
GETZEN(ゲッツェン) 3047AFR
金管楽器の専門メーカーGETZEN(ゲッツェン)製のテナーバストロンボーン。銅の含有量の多い「レッドブラス」ベルに、オープンラップ、アキシャルフローバルブ採用の1本。
1番の特徴は、ロータリー切り替え時のロスが非常に少ない「アキシャルフローバルブ」を採用している点。オープンラップのF管と相まって軽快でスムーズな吹き心地を実現。レッドブラスベルは、温かみのある豊かな音色で、イエローブラスよりも強めの抵抗感を持っています。太く伸びやかで力強い低音域と、落ち着いた気品のある高音域をもった1本です。
GETZEN(ゲッツェン) 3047AFRの商品ページはこちら!
まとめ
「吹奏楽(ブラスバンド)」という音楽ジャンルを入り口とした、トロンボーンの考え方、選び方、お勧めモデルをご紹介させていただきました。内容をまとめは↓こんな感じ。
・主に伴奏パートとしてアンサンブルを支える役割を持ち、楽曲によってはメロディパートも担当する役割の広い中低音担当の金管楽器。
・幅広い音域をカバーできる「テナーバストロンボーン」で、パワフルな音量の「ラッカー仕上げ」の楽器が人気。ベルの材質、F管の形状、ロータリーのタイプの組み合わせも様々。
クラシックだけでなく、ジャズ、ポップスと幅広い音楽ジャンルでも活躍しているトロンボーン。だからこそ吹奏楽の中でも色々な役割をこなせるんですね。仕様の違いで幅広いバリエーションがありますので、先入観を持たず色々なモデルを試してみることをお勧めいたします!
↓これまで取り上げてきた楽器はコチラ!
また、とりあえず楽器を持っていみたい・・・という方には特価商品や中古楽器もおススメです。
↓人気モデルやレア物、お買い得な中古楽器など、アツタ楽器で試奏できるトロンボーン在庫リストはコチラ!
在庫リストは随時更新しておりますので、気になるかたはぜひチェックしてみてください!
↓中古管楽器の買取や下取りも行っております!
皆様の楽器選びの参考になったり、音楽を好きな方が少しでも楽器に興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
試奏のご予約やお問い合わせ等、お気軽にどうぞ!
お気軽に問い合わせできるメールフォームは↓こちら!
お電話からのお問い合わせは↓こちら!
LINEからのお問い合わせは↓こちら!
★試弾できるピアノ在庫リストは↓こちらから!
★試奏できる管楽器在庫リストは↓こちらから!
★管楽器の試奏は予約制となっております!詳しくは↓こちらから!!
---------------------------------------------
松江市、出雲市、大田市、雲南市、奥出雲町など、島根でピアノ・管楽器の購入、修理のご相談は是非アツタまで!
皆様のご来店・ご相談を心よりお待ちしております。
---------------------------------------------
↓お電話/メールからのご注文も承ります!詳しくはこちらをクリックorタップ!!
---------------------------------------------
各種SNSでも最新情報をお知らせしております!
↑ぜひ、「いいね」をお願いします!
--------------------------------------------
↓各種楽器買い取りも行っております。
-------------------------------------------