楽器日誌
吹奏楽(ブラスバンド）から見たトランペット
こんにちは、岩﨑です！
以前のブログにて、「吹奏楽(ブラスバンド)から見たサックス」と題して、
「吹奏楽」という音楽ジャンルを入り口にした楽器の見方をご紹介させていただきました。
↓以前のブログ記事はこちら！
今回は、「トランペット」について、同じように調べてみましたので良ければ最後までご覧ください。
吹奏楽(ブラスバンド）から見たトランペット
トランペットは、金管楽器の代表的な楽器。高音域を担当する楽器で、一般に吹奏楽やオーケストラ、ジャズでの花形として活躍します。もっとも一般的な種類は「B♭トランペット」で、オーケストラではしばしばCトランペットが使用されることがあります。
華やかで輝かしい音色のソロパートを担いアンサンブル全体を牽引するだけでなく、美しいハーモニーによって和音の土台を作るサポート的な担当も。吹奏楽の演奏においては欠かすことのできない、多様な役割を持った楽器です。
「吹奏楽」から考えるトランペット選び
では、「吹奏楽」という音楽ジャンルから考えた場合、どのような楽器の選び方をすれば良いのでしょうか？
↑のサックス編でも触れましたが、吹奏楽は沢山の管楽器が一緒に演奏するため、他の楽器との音色の調和がとりやすい、柔らかくまとまりのある音色が人気。そのため数ある仕上げの中でも、輝かしさと柔らかさが両立した「銀メッキ仕上げ」を選ばれる方が多いです。
また、音程(ピッチ)の良さや繊細な音色を吹いた時の安定感も「吹奏楽」のトランペットを選ぶ際に重要視されるポイント。吹き心地が重くなる反面、最大音量に優れ音色と音程に安定感の増す「2本支柱」仕様の楽器が人気です。
「吹奏楽」におすすめなモデルは？
以上の事を踏まえ、アツタ楽器的「吹奏楽おすすめトランペット」をご紹介いたします。紹介モデルは全てB♭トランペットとなっています。
YAMAHA（ヤマハ）YTR-4335GSⅡ
YAMAHA( ヤマハ) のエントリーユーザー向け、スタンダードシリーズから。4335GSⅡはシリーズ中最上位のモデルです。
1番の特徴は、ベル素材に「ゴールドブラス」が使われている点。通常の真鍮よりも銅の配合が多い素材で、豊かで温かみのある音色に、比較的強めな抵抗感を持っています。音色の豊さや演奏表現の多彩さは上位機種には劣りますが、バランスの取れた良いモデルです。
YAMAHA（ヤマハ）YTR-4335GSⅡの商品ページはこちら!
S.E.Shires(シャイアーズ) Model Q10S
アメリカはボストンに本拠地を置く、金管楽器メーカーS.E.Shires(シャイアーズ)のバリューモデル、Qシリーズの1本。Q10Sはイエローブラスベル、2本支柱、銀メッキ仕上げとなっています。
パーツの製造を本国、楽器の組み立てを中国工場、仕上がった楽器の検品/調整を本国にて行う事でコストダウンとクオリティアップを両立させており、試奏をされたユーザーの皆さまからも高い評価を受けている人気モデルです！
S.E.Shires(シャイアーズ) Model Q10S の商品ページはこちら！
YAMAHA（ヤマハ）YTR-8335WS
ヤマハトランペット Xeno(ゼノ）シリーズより、特別生産モデルから通常ラインナップへと移行した大人気モデル！当店でも吹奏楽ユーザーの皆様に好評頂いています。
柔らかく華やかな音色、ふくよかな響き、ステンレス製バネによる軽快なピストンアクションが人気のポイント。その音色は吹奏楽アンサンブルに溶け込みやすく、ピッチの良さにも定評があります。1枚取りのイエローブラスベルに、銀メッキ仕様のモデルです。
YAMAHA（ヤマハ）YTR-8335WS の商品ページはこちら！
Bach（バック）180ML37SP
多くの吹奏楽部でも備品として選ばれている、世界的なトランペットメーカーBach(バック)代表する定番モデル。1枚取りのイエローブラスベル、銀メッキ仕上げ。
少し強めですが適度な吹奏感をもち、太く豊かな音色と幅広い演奏表現に対応した器の大きさが魅力です。吹奏楽プレイヤーのニーズを広く満たし、長年愛用されている大人気モデルです。ご検討の際には必ずお勧めさせていただくうちの1本です。
Bach(バック) 180ML37SP の商品ページはこちら！
Schilke（シルキー）i32-SP
トランペット界を代表するハイエンドメーカーSchilke(シルキー)のトランペット。i32-SPはイエローブラスベル、銀メッキ仕上げ、1本支柱のモデル。
息がストレートに通り、鳴らしやすく反応の良い楽器。明るく華やかな音色は幅広いジャンルのプレイヤーに愛用されています。もちろん吹奏楽のプレイヤーにもお勧めの1本です！
Schilke（シルキー）i32-SP 商品ページはこちら！
まとめ
「吹奏楽(ブラスバンド)」という音楽ジャンルを入り口とした、トランペットの考え方、選び方、お勧めモデルをご紹介させていただきました。内容をまとめると↓こんな感じ。
・吹奏楽では、華やかなソロパートから美しいハーモニーによって和音の土台を作るサポート役まで、幅広い役割を持った楽器。
・アンサンブルに溶け込みやすい柔らかでまとまりのある音色の銀メッキ仕様の楽器が人気。ピッチ（音程）コントロールのしやすさも重要視されるポイントの1つ。
今回勉強したことで、ソロパートからハーモニーまで、幅広い役割を求められる吹奏楽のトランペットの選び方がわかりました！
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皆様の楽器選びの参考になったり、音楽を好きな方が少しでも楽器に興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
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