楽器日誌
【キーボード】電源が入らない!
こんにちは!岩﨑です。
キーボードの修理相談で、先日「電源アダプター使用時、電源が入らない」という相談をいただきました。
よくある症状の1つでもありますので、今回ご紹介させていただきます。
最も考えられる原因は?
キーボードの電源不良で真っ先に点検する箇所は、「電源アダプター」。これが断線していると本体に電気が供給されませんので電源が入りません。コードの抜き差しを乱暴に行ったり、片付け際に電源コードをぐるぐる巻きにして保管するとケーブルが消耗して断線が起こりやすくなります。修理相談の際は、お使いの電源アダプターも一緒にお持ち込みをいただければと思います。
アダプターが正常であれば、次に点検するのは本体のアダプターのジャック(受け口)部分。ここを触って左右にグラつきが出ている場合は、基板の半田付け部分が割れていることが多いです。(↓図参照)
丸で囲んでいる部分、ひび割れがあるのが分かりますか?こうなると電気の流れがここで止まってしまい、電源が入りません。
経年劣化に加えて、抜き差しの際に横向きの力が加わるとその衝撃で半田が割れてしまうことも。アダプターの抜き差しの際は、コード部分ではなくプラグ部分をしっかりと持ち、まっすぐ抜き差しすることを心掛けていただければと思います。
修理の場合は?
電源アダプターの不良でしたら、新品のアダプターに買い替えていただければOKです!お使いのキーボードによって対応のアダプターが異なりますので、ご購入の際はご相談をいただければと思います。
半田割れの場合ですと、該当の半田付けをし直すことで症状が改善いたします。まれに基板自体が破損しているケースがあり、その場合は基板の交換が必要になります。上記の他にも、基板の動作不良が原因の場合もございます。お困りの際はぜひアツタまでご相談くださいませ。
キーボードは全品持ち込み修理対応となっておりますので、楽器本体+電源アダプターをセットでお持ち込みいただければと思います。
修理のご相談はお電話(0853-22-7322)かコチラのお問合せフォームから。
キーボードは、半田割れの件数が多い!
いかがでしたでしょうか?据え置きの楽器と違い、持ち運びする機会の多いキーボードは上記の半田割れの発生率が多いです。アダプターの取り扱いには十分注意いただき、何かお困りの際はアツタ楽器までご相談ください。
アツタ楽器では、ヤマハ製電子ピアノ/エレクトーンの出張修理も承っております。(出張費は有料です)
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