楽器日誌
【電子ピアノ】ペダルが効かない
こんにちは!岩﨑です。
先日、電子ピアノ修理レポート「ペダルが効かない」という修理レポートを掲載しました。
電子ピアノのペダル周りのトラブルは結構件数の多い事例ですので、今回はより詳しく説明をしてみます。
よくあるペダル症状は?
電子ピアノのペダル修理問合せでよくいただく内容が、「ペダルが効かない」もしくは「ペダルを離しても音が切れない」というもの。どちらも演奏するうえではとても障害になる症状ですよね。
それって本当に故障?まずはセルフチェック!
まずはお客様でもできるセルフチェックを行ってみましょう!じつはこのセルフチェックで解決する例も多数あります!
本体を下から覗き込んでみましょう。ペダルコードが抜けかかっていたり、プラグの形状が変形しているとペダルが正常に働かないことがあります。
コード抜けやプラグの変形は、お引越しや模様替えで移動をされた際によくおこります。まずは一度プラグを抜いて針の折れや曲がりがないかも確認してください。変形したままのプラグを無理やり差し込むと、本体の受け部分も壊れてしまい症状が余計に悪化してしまう可能性があります!
↑こちらが正常な状態のプラグ。すべてのピンが真っ直ぐ立っています。差しなおす際は、プラグの向きを気を付けてしっかりと根本まで差し込んでくださいね。
修理が必要な場合は?
プラグを差し直しても症状が改善されない場合や、プラグの変形がある場合はパーツ交換が必要になります。
プラグが正常な場合、ペダル基盤またはペダルコードの受け口(ジャック)部分の交換を。
プラグの変形がある場合はペダルコードを交換します。またプラグが変形している場合、受け口も一緒に変形しているケースがあるので一緒に点検し、必要であれば交換を行います。
所要時間は30~60分程度。ご自宅にお伺いしての出張修理となります。
運搬する際は気を付けて!
お客様にお話しを聞くと、引っ越しや模様替えの際にプラグを変形させてしまったケースが多いので、模様替えなどで電子ピアノを移動されたい場合、必ずペダルコードは抜いていただくことをおススメいたします。もしペダルの不良が起きてしまったら、まずは慌てずセルフチェックを!それでもだめならアツタにご相談ください!!
アツタ楽器では、ヤマハ製電子ピアノ/エレクトーンの出張修理も承っております。(出張費は有料です)
お問合せ、ご相談はTEL:0853-22-7322 またはコチラから。→お問合せフォーム
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