こんにちは！岩﨑です。

今回は久々の電子ピアノ修理レポート！修理した機種はこちら！

↓YAMAHA(ヤマハ)　S90

2002年に発売されたシンセサイザー。現在も続くヤマハのシンセサイザーシリーズ「MOTIF」直径のシンセエンジンの搭載と、「88鍵バランスドハンマー鍵盤」の採用により、本格的な弾きごたえとダイナミックな音色変化が楽しめるモデルです。

修理開始！

「鍵盤の動きが悪い」という内容でしたので、分解して鍵盤パーツの状態を確認してみることに。

鍵盤を外した様子がこちら。鍵盤パーツの根本が折れてフレームに取り残されていました。鍵盤パーツの破損が今回の原因だったようですね。

破損パーツを摘出し、新品の鍵盤に交換します。この「88鍵バランスドハンマー鍵盤」は現在は使われていないものですが、代替えパーツとして旧クラビノーバやアリウスに採用されている「GH(グレードハンマー)鍵盤」のパーツを使用することが可能です。

鍵盤パーツを取り付けて、症状の改善が確認できました！

アツタ楽器では、YAMAHA(ヤマハ)製の電子ピアノ・エレクトーンの出張修理を承っております。

ご相談の際は、①ご使用の楽器のモデル名　②具体的な症状　をお知らせ下さい。お電話、メールフォームから概算のお見積もりをご提示することも可能です。

より正確なお見積もりがご希望でしたら、出張での点検・お見積もりも承ります。

(出張点検費￥2,200〜 )

電子ピアノ/エレクトーンの故障ってどんな事？

よくあるのは鍵盤やペダル周りの故障。演奏の際必ず動かすため消耗がすすみやすく故障が起きやすい部分となっています。

↓このような症状でお困りではありませんか？

• 打鍵音がうるさい！ 
• ペダルが効かない 
• スピーカーから音が出ない 
• 特定の鍵盤が強く発音される 
• 鍵盤が戻らない!

※生産が完了してから10年程度経ったモデルについては、修理用のパーツが廃盤となり修理不能になっているものもございます。予めご了承くださいませ。