楽器日誌
電子ピアノ修理レポート｢打鍵音がうるさい｣
こんにちは！岩﨑です。
先日、クラビノーバ修理依頼をいただきましたので、その様子をご紹介いたします。
↑今回の楽器は、CLP-120。2002年に発売されたクラビノーバです。ご依頼の内容は、「打鍵音がうるさい」とのこと。チェックしてみると確かに打鍵音は少し大きく感じます。さらに特定の鍵盤からは「カサカサ」という異音も。まずは分解して鍵盤ユニットのコンディションをチェックしていきます。
鍵盤ハンマーの緩衝フェルトが凸凹しているのが見えますでしょうか？打鍵を繰り返すことで凹んでしまい、クッション性が低くなり打鍵音が大きくなっているようです。まずはこれらを交換していきます。
↑新品パーツと並べてみました。比べて見ると消耗具合がよくわかりますね。
↑また、「カサカサ」音の正体はこちら。鍵盤の隙間から紙が入り込んでいたようです。電子ピアノの隙間にはこういった薄いものが入ってしまうことが多いですね。特に楽譜についている付箋などがよく入ってしまうようです。
フェルト交換と紙の取り出しで症状改善ができました〜！
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電子ピアノ/エレクトーンの故障ってどんな事？
よくあるのは鍵盤やペダル周りの故障。演奏の際必ず動かすため消耗がすすみやすく故障が起きやすい部分となっています。
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※生産が完了してから10年程度経ったモデルについては、修理用のパーツが廃盤となり修理不能になっているものもございます。予めご了承くださいませ。
サービス対象地域
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