特にフォルテの音色は魅力的で、ピアノも小さいながらに豊かな音が出すことができます。逆に息が足りないと少しぼやけたトーンになりやすいので、意識して吹いてあげると良いと思います。クランポンらしくフィンガリングしやすいキィ配置になっているので、下位クラスからの持ち替えでも違和感なく操作できるのではないでしょうか。

吹奏楽はもちろんですが、音の厚みと豊かさを活かし、オーケストラなど編成が多い中で自分の音をしっかりと聴かせたい方、ソロをホールで吹くような方にもおすすめです。」

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Festival in B♭ 商品詳細ページはこちら！

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Prestige in B♭

管体には、均一な木目と音響面で厳選された最上質のグレナディラ材が使用されており、美しく磨かれた表面は、その自然な色合いが活かされています。
また、キーやパッドは非常に精密な仕上げと調整が行われ、管体内部を磨く作業は、〈ビュッフェ・クランポン〉の数十年にわたる熟練の技で高い基準のもとに行われています。
“プレスティージュ”はクラリネットの正統派として、今もなお世界中の奏者から愛されています。

講師コメント

「フォルテでも角が立ちすぎず、まろやかさを保ったまま音の粒がはっきりとした輪郭のある音色になっています。素直に息が入りポン！と音が出ますが、吹き心地が軽すぎるということはありません。吹き込みすぎても音が荒れることはなく、バランスの取れた程よい抵抗感です。軽さがありつつも音が散らず、どの場面でもしっかりとまとまって音が鳴ってくれるので音色の幅も広く、表現もつけやすいです。

同じ価格帯のフェスティバルやトラディション同様、フィンガリングしやすく操作性にも優れていますし、どの音域も安定したピッチコントロールができます。

聞きやすく綺麗な音色と安定した音程感で、ハーモニーに溶け込みやすいため吹奏楽などの合奏に使いやすいと思いました。もちろんソロやオーケストラなどジャンルを問わず幅広く対応できる楽器です」

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Prestige in B♭商品詳細ページはこちら！

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Tradition in B♭

２０１７年に発売され、世界中でセンセーションを巻き起こした「第三の内径」のソプラノクラリネット“トラディション”がバージョンアップしました。全音域にわたって均一な音程、クリアかつ柔らかく豊な音色です。

講師コメント

「音が素直に出てくれて、音抜けが良く明るい響きです。楽器自体に癖がないので、セッティングやコントロール次第で色々な演奏表現に応えてくれます。抵抗感は少なめで、息がまっすぐ入りそのまま音になる感覚です。ピアノも作りやすいですし、フォルテも鳴らしやすくコントロールがしやすいので、初心者から経験者まで幅広い方が吹きやすく感じていただけると思います。

トスカ同様にLow F キィが追加されているのも特徴で、馴染みのあるクランポンのキィ形状かつ進化した操作性になっていました。

音の厚みがありつつも発音が良く、均一なピッチで音色のコントロールもしやすいため、様々な音楽ジャンルで使いやすい楽器だと思います」

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Tradition in B♭ 商品詳細ページはこちら！

Buffet Crampon（ビュッフェ・クランポン）Tosca in B♭（グリーンライン）

限りなくエレガントで、圧倒的な美しいプロポーションを備えた“トスカ”は、クラリネット界の巨匠ミシェル・アリニョンの協力により、〈ビュッフェ・クランポン〉の豊富な経験とイノべーションから生まれた傑作です。
グラナディラ粉末とカーボンを組み合わせて作られたクランポンオリジナルの「グリーンライン」という素材を使用。密度の高いしっかりとした響き音抜けの良さが魅力の材質です。とひび割れの心配が少なく、温度や湿度の変化にも比較的強くなっています。

「同じR-13系統のフェスティバルと同様に明るい音色ですが、明るさの中にまろやかさ・豊かさを兼ね備えた優雅なサウンドが特徴です。音が鳴りやすく、奏者側の微妙な変化にも細かく反応してくれるレスポンスの良さは素晴らしいと思いました。コントロールが多少乱れても楽器が良い音にしてくれ、楽器自身が音づくりをサポートしてくれるような感覚があり、どんな方が吹かれてもクラリネットらしい良い音色を出すことができると思います。

程よい抵抗感で、音の厚みと音量の豊かさにも優れています。息の量はある程度必要ですが楽器自体は吹き込みやすいので、無駄なストレスはなく本当に吹きやすい楽器です。全てのキィに丸みがあってどのポジジョンも押しやすく、キィ配置もコンパクトで指にフィットしやすいのも特徴です。レジスターキィの形状も独特で、高音演奏時の操作性が良く指の動きも最小限に収まります。

オーケストラバックでも負けないようなフォルテの豊かな音量、繊細なピアノのまとまりと反応の良さと幅広い演奏表現に対応できるスペックなので、楽器をある程度経験した方が吹くとこれまで以上に表現力が広がってくれると思います！」

クラリネット試奏レビュー、第2弾は以上です！

上位機種だけあり、それぞれ完成度が高く演奏性能・音色とも素晴らしいものに仕上がっていました！奏者によって感じ方や好みの音色も異なります。まずはご自分でも試奏して違いを体感いただくのが楽器選びの第一歩です！

また、とりあえず楽器を持っていみたい・・・という方には特価商品や中古楽器もおススメです。

↓人気モデルやレア物、お買い得な中古楽器など、アツタ楽器で試奏できるクラリネット在庫リストはコチラ！