シングルホルン

シングルにはF管、Ｂ♭管、F管より1オクターブ高いHigh F管などがあります。

F管はレバーを押さない時で全長約360センチメートル、B♭管は約270センチ、High F管は約180センチです。管が最も長いF管が、音域も最も低くなります。

 

ダブルホルン

ダブルは2つの調の管が1つになった楽器のことです。F管とB♭管の組み合わせとB♭管とHigh F管を組み合わせたものがあり、Ｆ管とＢ♭管の組み合わせが一般的です。

B♭管とHigh F管を組み合わせたものは「デスカントダブル」と呼ばれます。デスカントは「音が高い」という意味です。

『フルダブルホルン』はFシングルホルンとBbシングルホルンの両方の音域が出せ、レバーでF管とBb管を切り替えることができます。

『セミダブルホルン』はＢ♭管に補正管が付いており、フルダブルホルンに比べ、管が短くなるため軽量になりますが、低音を出す時に管内の凸凹を多く通るため、音が影響を受けやすいといわれています。

 

トリプルホルン

トリプルはF管とB♭管とHigh F管の3つを組み合わせた楽器です。トリプルホルンは高音域が安定して出すことができます。管が多くなるため、重くなります。

 

 

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